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人はわからない
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2014.12.17 Wednesday 15:37実家にいった時、たまたま父の文章を読んだ。
無神経で短気なイメージしかない父だ。
しかし、若かりし頃に父の文章は、
彼が感受性が豊かな人間であると告げていた。
「これは本当にオヤジの文章か?」と
半信半疑だったけど、最後の父の名前があって
すっかり人間がわからなくなった。
表面的な父は知っている。
だけどその奥にいる感受性豊かだった父は知らなかった。
人はわからない。
自分の父親でさえわからないんだから、
他人ならなおさらだ。
この人はこういう人、というイメージは
そのイメージを作り出した自分にとっては
真実味があるけれど、それが真実かどうかは
確かめる術がない。
シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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魔改造
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2014.12.16 Tuesday 15:27北陸が冬に入った。
よく関東では「冬は乾燥する」っていうけれど、
北陸では冬というのは、過剰な湿度の中に入る
ことを意味する。
天気はほとんど曇りか雨。
そして、湿度は70%とか80%とか、
洗濯物を普通の部屋にかけておいても、
乾くことなし。
というわけでお家の魔改造だ。
わが家はTAKATA建築さんに建ててもらった
オシャレ極まりない素敵ハウス。
リビングの天井は梁が見えている。
この梁に野々市にある家具屋さんの
「つばきや」さんで買ったアイアンのフックを
装備する。
そこに洗濯物を吊るせば、
はいできあがり。
景観まる壊しだけど、
エアコンで洗濯物がえらい乾く。
TAKATA建築さんありがとう。
そのための梁だよね。
きっとそうだよね。
TAKATA建築さんは和テイストの
住宅を手がける工務店で、
素晴らしい家を作っている会社です。
内見会に行くと、
「うちもいいけど、これもいいなぁ、
まじかよー」と思うこと多々あります。
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炎の約束
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2014.11.14 Friday 07:07娘が3歳半の検診にいったとき、
お医者さんから糖分が入っている
ジョアやヤクルトを禁止された。
「パパ、もうジョアとヤクルト飲まないね」
と娘が言うのである。
よし、それなら私はコーヒーをやめよう。
私の血液ともいえるコーヒー。
何回かやめてみたけれど、またいつのまにか
飲んでいる私にとって中毒の王。
まったくなしにするのは苦しすぎるから、
緑茶に置き換えだ。
娘のジョアは100%ジュースに切り替え。
父と娘は指きりげんまんをした。
娘は始めて見る指きりげんまんを不思議そうに
見ていた。
がんばろう。
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非日常
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2014.11.06 Thursday 15:00週末に奥さんのお母さんが、
娘の七五三をみに千葉から遊びに来た。
私は千葉のお母さんとは何十回もあっているし、
気さくな方なので、もう慣れたもので、
あまりお母さんに気を
使わずに普段している通りに生活した。
リビングで練習もした。
体を伸ばすヨガの練習。
呼吸法。
四股を踏み、そして、
ボールを抱えるように立ったまま
じーっとしている気功、立禅。
中でも立ったまま動かない立禅は
そうとう変わった訓練なんだかけど、
お母さんは一切「何しているの?」的な
質問もせず、まったくなんの疑問もないように、
あたりまえの風景のように流していた。
うむむ、
お母さんの心象世界の中で、
私はどういう人間なんだろう。
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七五三
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2014.11.03 Monday 21:44今週末はイベントもりもりの週で、
娘の七五三もあった。
大病もせずあたりまえのように3歳を迎えた娘。
あたりまえのように感じるけど、感謝すべきことだ。
もしも、娘が病気がちで生きるか死ぬかのフチを
なんどもくぐって迎えた七五三だったら、
天を仰いで感謝するだろう。
あたりまえなことはあたりまえではない。
ありがとう。
ありがとう。
パパは朱里のパパで嬉しいです。
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犬は3歳
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2014.10.11 Saturday 17:51アイ・アム・サムをみて、知能について
考える。
主人公のサムは7歳程度の知能しか持たないが、
愛をたくさんもっている。
そういう存在として、思い出すのは
今年の6月に亡くなったラブラドール犬のリクだ。
犬の知能は3歳だという話を聞いたことがある。
犬と暮らしたことがある人は
知っていると思うけど、
それは人間の3歳以上の能力を持たない、という
意味ではない。
犬には人間よりも優れたところがたくさんある。
私はラブラドール犬と14年、生活を共にした。
たくさんのことを教わった。
一番教えられたのは「愛」だろう。
おもえば彼は、つねに「あなたは素晴らしい」と
いう目で私を見ていた。
無償の愛をたくさん感じた。
彼は家族主義で、つねに一緒にいる時間が大切で
あることも力説し、一人で家に残すと鳴いた。
走り回る喜びや、365日、雨の日も雪の日も
規則正しく散歩することや、
物欲がなくても生きていけることも教わった。
最後には「死」も教わった。
私の中には犬がいる。
彼の影響力は私のなかでまだ生きている。
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仲間の作り方
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2014.10.04 Saturday 06:46仲間、というとパッと浮かぶ人たちがいる。
その人達とはもう疎遠になってたぶん、
これからしょっちゅう会うこともないだろうけど、
電話がかかってきて「困っているんだけど助けてくれんか」
と言われたら、必ず助けにいくだろう。
仲間だからだ。
どうして、そう思うのか、というと、
一緒に苦しんで、困難を共にしたからだ。
おなじ困難を体験して、乗り越えた経験が
仲間を作る。
逆をいえば仲間を作るには、困難にチャレンジして
苦楽を共にする必要があるのだ。
一緒にカラオケいきました、とか、
ディズニーランドに行きますでは、
友達はできても仲間はできない。
アメリカの特殊部隊ネイビーシールズの実話を
元にした「ローンサバイバー」には、
「おれは兄弟たちと共に勇敢に戦った」
というセリフがある。
過酷な訓練と戦場を共にした経験が、
赤の他人を兄弟にする。
この原則で考えてみると、
家族の結束を強くする方法が見えてくる。
家族でレジャーなんかにいっても、
絆は強くならない。
一緒に強度の強い過酷な体験をする
必要があるのだ。
ふりかえると、まだ子供が幼いということも
あるんだけど「仲間家族」といえるほどの
チーム体験をまだしていない。
家族で、わけのわからない海外に旅行に行っても
いいし、わりかしきつめの登山にいってもいいし、
野性味溢れるキャンプをしてもいい。
一家で、なにかの大会に挑戦してもいい。
考えるだけでワクワクする。
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シンクロ
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2014.10.02 Thursday 13:48私と一番、シンクロしているのは
奥さんだ。
だからといって、ラブラブの夫婦かと言えば、
そうでもなく、喧嘩もするし
互いに呆れたりする。
しかし、心がシンクロしているのだ。
たとえば、ふと思ったことを
奥さんが同時に思っている、ということが
けっこうある。
これは不思議だ。
夫婦は似てくる、というけれど、
そうかもしれない。
私の人生にとって、奥さんに出会えた意味は
とてつもなく大きい。
休日に遊ぶ友もおらず、
書物の山に潜む隠者のような私が、
いわゆる普通の人間生活を体験しているのは、
奇跡のようなことだ。
ありがたい。
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我慢だよ
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2014.09.26 Friday 06:33子供に「我慢だよ」と言う。
食事前のお菓子。
ヤクルトは一日一本。
「我慢だよ、パパも我慢するからね」
でも、ふと気づく。
この「我慢」って、
使い方間違えてないか?
字面をみると、
我に慢だ。
自慢や傲慢の「慢」
つまりエゴに関する煩悩の
ことが「我慢」
今度から「忍耐だよ」に
変えよう。
「忍耐しなさい」
とか
「パパ、私、忍耐するね」
なんか一気に特殊な家庭になる気がするけど、
これでいいんだよね。
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父の名は
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2014.09.11 Thursday 16:01子供が生まれてから奥さんが
私のことを「パパ」と呼ぶ。
私のことを役割で呼ぶのを
やめてくれないか、と言っても
やっぱりパパと言う。
娘もパパという。
それはいい。
しかし、ふと「名前知っているのか?」と
思った。
夜、布団に入って、
娘に
「パパの名前なんていうか
知っている?」と聞いた。
娘はニタニタと笑いながら
答えない。
私が「ほら、中谷?なんていうの?」
と急かすと、
娘が「中谷バーベキュー」
「、、、、パパの名前は?」
「バーベキュー」
「、、、、パパの名前は?」
「バーベキュー!」
、、、、謎だ。
奥さんはおれがいないところで、
陰口でおれのことを「バーベキュー」と
言っているのか?
一体なんのために!?
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