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アンナプルナ南壁
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2014.10.08 Wednesday 14:10見たい映画。
キラーマウンテンと呼ばれるほど死亡率が高い
アンナプルナで、高山病にかかり登山家を助けに、
死の危険を犯してまで救出にむかった12人の
登山家のドキュメンタリー。
アンナプルナ南壁
遭難の通報を受けたとき、登山家たちは即座に
救出に行く返事をしたという。
それは自分が死の危険を犯すことのゴーサインだ。
そして、一流の登山家ですら高山病にかかる高所での
救出活動の成功率は低い。
そんな判断を即決した男たちはどんな人たちなんだ。
見てみたい。
シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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アイ・アム・サム
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2014.10.06 Monday 06:07かなり昔の映画だけれど、
何故か気になって見てみた。
シングルファーザーで、知的障害者であるサム
は7歳の知能しかなく、8歳になった娘と
引き離されてしまう。
娘と再び暮らすために奮闘する映画。
サムを支援する弁護士との対比が考えさせられる。
弁護士は知性に溢れてるけど、人を愛することに
問題を抱えている。
サムは大きな愛を持つけれど、知性は6歳で
九十九もできない。
欠けたところは、補いあえる。
私たちは孤立しえない繋がった存在だ。
個人が子育てする、という考えでみれば
サムが独りで育てるのは無理があるけれど、
愛情で繋がった他人の共同体の中にいる
サムなら子育てができる。
いろいろな人がサム親子を少しづつ助けて、
生活は成り立っている。
サムの娘ルーシーがつぶやく一言。
「愛こそすべて」
は真理だと思う。
6歳の知能しかない定収入の男が
7歳になった子供を育てるのは不可能と、
児童福祉局の人たちが思うのは正しい。
しかし、その不可能を可能にするのは
愛なのだ。
心が洗われる素晴らしい映画だった。
シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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恋はデジャブ
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2014.08.26 Tuesday 15:21NHKの哲学番組「哲子の部屋」で
紹介されていて見た映画。
「恋はデジャブ」
まあ、紹介されなかったら絶対に
見ない映画のタイトルだ。
ただのラブコメ映画のような
邦題とは裏腹に、
すごく深い映画だった。
コメディタッチで笑えるけど、
じんわりと感動する。
どう生きるべきか。
これを問うている。
「同じ日を繰り返す」というSFのような
無限ループの中で、主人公が右往左往する。
目が覚めれば、また同じ一日。
何をしても、同じ一日。
輪廻のように繰り返す。
この映画で提示されている「解」は、
人生にもあてはまるのではないか。
そんな温かい気持ちになった映画。
このパッケージ、、、、ううん、絶対に
紹介されていなかったらレンタルしてない。
ちなみにツタヤの名作100選みたいな
知られざる名作を紹介するコーナーに
おいてありました。
シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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トム大佐
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2014.08.09 Saturday 15:38映画「LIFE」の感動の余韻がまだ続いている。
音楽として使われていたデビッドボウイの
space Oddityがとくにお気に入りで、
現在ヘビーローテーション中。
私が好きなのは特にこのシーン。
(以下、LIFEのネタバレに一部なるので、
見てない方は読まないほうがいいのです)
毎日同じような繰り返しの毎日、
とくに人に言えるような出来事もない人生を
送っていた主人公ウォルター。
職場でぼーっとしていた時、上司に
「トム大佐しっかりしろ!」とバカにされて
歌でからかわれる。
ヒロインは、
「あのヒゲ(上司)はあの歌の意味をわかっていないわ。
あの歌は未知に挑戦する勇気を歌っているの」
とウォルターを励ます。
失われたフィルムを求めて旅に出た
ウオルター、順調に進みかとおもいきや、
嵐が来るかもしれない中、ベロベロに酔った
パイロットの運転するヘリに乗らないといけない、
という「無理無理」の壁にぶつかる。
ウオルターの人生初の冒険がついえそうになったとき、
彼の妄想として、ヒロインがギターをもって現れる。
Space Oddity - Secret Life of Walter Mitty scene from Mario Ortiz on Vimeo.
このシーンをみると、感動する。
歌っているヒロインが
守護天使に見えるのだ。
正しいとわかっていても、勇気を振り絞らないと
歩めない道がある。
そんなとき、目に見えなくても励まし、
見守ってくれる存在がいる。
私にはそういう映像に見える。
じつはウオルター、
毎日同じ日々を送っている時の妄想は
自分が「ワイルドな登山家」になったり、
「アクションスターのように爆発現場から犬を助けたり」
と自分を理想化する妄想が多いのですが、
冒険の旅に出てからの妄想は、
自分を美化するものから、旅を導くものへと
変わっていく。
そして、最後には妄想しなくなる。
生きている、という実感が
妄想をとめる。
この「LIFE!」がいいのは、毎日毎日の
積み重ねも大切だし、
冒険も大切だ、、というメッセージに
なっている所。
いい映画だ。
シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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LIFE
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2014.08.05 Tuesday 15:03シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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スタートレックイントゥダークネス
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2013.08.27 Tuesday 14:41最近は月曜日が私の休日。平日が休みだといろんなところが空いていて気分がいい。そして、金沢コロナワールドは男性は映画1000円。観たかったスタートレックイントゥダークネスにいってきた。朝の8時20分の回だったけど、観客4人!金沢の映画館、いつも思うのだけどだいたいガラガラだ。満席だった記憶は、3D映画のはしりであるアバターくらいしかない。こういう時「も」地方最高と思う。で、予想通りやっぱり面白かった。「シャーロック」で、かっこいいなぁと思っていたベネディクトカンバーバッチは、やっぱりよかった。(この人にひかれて観に行った側面もある、、、いや、おれホモとかじゃないよ、マジで)この人、知性や狂気を感じさせるキャラクターがほんとうまい。動じない顔とかもうまい。役を離れた地の精神が相当高いんだろうと思う。逆にスポックを演じていた役者さんの方が、カンバーバッチに押されて、中途半端な感じになっていた気がする。(若かりし頃のスポック、という設定なんかもしれんが)あと、とにかく映像のレベルがすごい作品でした。やっぱり洋画は凄いよね、、、、、、シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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優しさに欠けていると気づくことが
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2013.06.25 Tuesday 21:14私は優しさに欠けている、と
気づくことが多い。
これに気づいたのは最近だ。
映画レミゼラブルで、
本当に優しい人に出会ってからだ。
架空の話だけど、きっとこういう優しい人はいるんだろう、と
私には思えた。
それで十分だ、私にとってはリアルだ。
出会う前、私は自分は「私は優しい」と思っていた。
それで完結していた。
でも、それは違った。
私は優しくない。
がっかりはしない。
それは確定でないし、
終わりでもない。
私は優しくない。
それに気づくことが
優しさに続く道の入り口なのかもしれない。
昔、こう言った人がいた。
「善人でさえ救われるのに、
ましてや悪人が救われないはずがないだろう」
まるで善人のほうが業が深いかの
ような言葉だけど、
今はなんとなく意味がわかる。
「私は善人です」と言い切るメンタリティは、
だから私は正しい、お前は間違っているに繋がる。
善人が「間違っている人」に対して、いかに
残虐かを私たちは数々の歴史から知っている。
善人だと思って安心しきっているから、
自らを省みることがない。
つまり終わっているのだ。
逆に自分が「悪人です」と自覚している者は、
自分をそうそう信じないし、
自分の悪いところがしっかりと見える。
そんな悪人が変わりたい、と思うならば、
速やかに自分の悪と対峙することが
できるんだろう。
無自覚の善人と、
しっかり自分の邪悪を自覚している悪人。
私たちは本当に素晴しい人の前に立てば、
どんぐりの背比べほどしか変わらない。
私は死ぬまで救われたいと願う悪人でありたい。シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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レミゼラブル
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2013.06.24 Monday 09:30今から150年前の小説がミュージカルになって、
それがさらに映画化された作品。
「レミゼラブル」
映画館ではなくて借りてみたのですが、
見る前は正直、レンタルすべきか迷いました。
「ううん、まあ古典ですよね。
一種の教養作品みたいなもんですよね。
レンタルしょうかなぁ、まあ
それともトムクルーズのアウトローに
しようかなぁ、ううん、でも、まあ
たぶんこっちのほうが
退屈すると思うけど、
見る価値あるだろうなぁ」
くらいの、乗り気のない微妙なテンションのレンタルの仕方。
静かな休日を過ごすための時間潰しくらいに思って
いたのですが、、、、、、
見始めて最初の10分くらいで、
もうすでに涙。
「司教様!!地獄に仏とはあんたのことだよ!」
と滂沱の涙。
なんて骨太な物語。
凄いな古典は。
たった数年で書店の棚から消えるご時世に、
150年も棚の残り続ける名作は、
時代を超えても今も生きている。
人の根幹に響く作品なのですね。
映画は俳優さんがいい。
ヒュージャックマン、アンハサウェイ、
ラッセルクロウ、みんな凄い歌唱力。
ミュージカルというと、突然、歌い始めて
違和感ばりばりなイメージなんですが、
じつに自然。
歌というのは、こうして生まれたのではないか。
言葉を超えた感情を表現してくれる。
社会に作られた罪人の壮大な物語。
キリスト教的な愛。
みてよかった。
泥の中から咲く蓮のような物語です。
おすすめです。シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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009
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2013.05.21 Tuesday 17:26オタクである私は映画をよく見る。
そして私にとっていい映画というのは、
もう一度見たいと思わせるシーンの
ある映画である。
ストーリーはなんかパッとしなくても、
心惹かれる名シーンのある映画。
それが私の名作の条件。
逆に見ているときは面白く感じても、
もう一度見たいシーンがない場合は
あっという間に記憶が風化していく。
果たしてこの映画、見たっけな、、、と
消えていく。
そういう意味でいえば、
石ノ森章太郎のサイボーグ009を
リメイクしたアニメ「009RE:CYBORG」
はとてもいい映画だ。
島村ジョーが、爆破される都市から
脱出するシーンなどの加速装置
の表現が素晴しかった。
もう1回みたい。
ストーリーは正直よくわからん。
でも、
なんの名シーンもないまっとうなストーリーの
映画よりも好きです。009 RE:CYBORG 通常版 [DVD]posted with amazlet at 13.05.21バップ (2013-05-22)
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シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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心に栄養を
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2013.01.12 Saturday 11:27たとえば、凄惨なニュースを見たあと、
世界を見る目は無意識に恐怖に歪む。
同じように、いいものに触れると
それに影響を受ける。
私は映画が好きなのですが、
心に栄養が欲しいときに見る映画がだいたい
決まってきた。
とても人生に疲れたときは
ラマンチャの男
不屈の騎士の物語を見ると
心が感動で振るいたつ。
次に人生に困難を感じて心が塞いだときは
ロードオブザリング。
これは小さいホビットが旅の仲間と
まるで不可能に思える旅をなしとげるお話。
見るときの心境によって、誰に共感を覚えるかが
変わってくるから面白い。
数年前までは、自らを信じることができず王位の
継承者でありながら世界を彷徨っていたアラゴルンに
一番のシンパシーを感じた。
そのころは自分という心の王国の統治を失い、
あらゆるものに翻弄されていた。
今はホビット。
何か大きな力に翻弄されながらも、
転がりながら進んでいる感じ。
シンプルなヨガと瞑想で
体と心を元気にする
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